
~約80余年に及ぶ歴史を持つ博物館~国立扶余博物館
346年から660年まで続いた朝鮮三国時代の百済は、538年から660年まで首都が扶余にあたる泗沘(サビ)にありました。この時代に、仏教彫刻が誕生し、芸術・文化が著しく発展したといわれています。扶余国立博物館には百済時代の遺物が25000点所蔵、その内の1200点を展示しています。「百済金銅大香炉」等の百済時代の歴史的代表遺物も展示されています。
空港⇒国立扶余博物館⇒定林寺址⇒宮南池⇒百済香⇒夕食 |
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346年から660年まで続いた朝鮮三国時代の百済は、538年から660年まで首都が扶余にあたる泗沘(サビ)にありました。この時代に、仏教彫刻が誕生し、芸術・文化が著しく発展したといわれています。扶余国立博物館には百済時代の遺物が25000点所蔵、その内の1200点を展示しています。「百済金銅大香炉」等の百済時代の歴史的代表遺物も展示されています。
扶余・定林寺は6世紀の中頃に建てられ、百済が滅亡する時まで栄えていた寺です。境内にある定林寺址五重石塔が1400余年の月日を越えて、素朴な美しさを保っています。百済の石塔様式を見せてくれる大切な遺物となっており、2015年にユネスコ世界文化遺産としても登録されています。ここでは百済と日本の繋がり、深い歴史を感じる事ができます。
百済時代の634年武王(ムワン)の時代に王宮の庭園として完成しました。扶余市街の南側にあり、韓国で始めて作られた人工池です。日本でも人気の韓国ドラマ「薯童謡(ソドンヨ)」の舞台ともなり、国を越えて結ばれた薯童と新羅の姫・善花(ソンファ)が憩った場所で、2人の愛を伝えるロマンチックスポットとしても有名です。7月頃は蓮畑が美しくお勧めです。
蓮の花が丸ごと入った蓮の花茶。
見た目もとても素敵で、味もさっぱりと美味しいです。
お茶とお饅頭のセットで5000W。宮南池に行った際には立ち寄りたいお店です♪
扶余に来たら蓮の葉ご飯♪
蓮の葉で包まれたご飯を開くと、豆や根菜類ともち米で炊かれたほかほかのご飯が美味しい香りとともに登場します。
日本のちまきに似ていますが、一口食べると漢方茶のような香りがほんのりしてきます。
百済(ペッチェ)時代の最後の都・扶余(プヨ)には百済滅亡に関連する遺跡が多く残っています。新羅に攻められた百済の貴族や宮女たちは、扶蘇山城(プソサンソン)の頂上にある落花岩(ナッカアム)から崖の下を流れる白馬江(ペンマガン)へと身を投げた、と伝えられています。雄大な白馬江で遊覧船に乗れば、百済の最後の瞬間を感じられることでしょう。
韓国放送局SBS創立15周年を迎えて制作された大河ドラマ「薯童謡」を撮影したドラマセットです。他にも「トンイ」「朝鮮ガンマン」等の様々な歴史ドラマが撮影されています。テーマパークのある忠化面は階伯(ケベク)将軍が生まれて武芸を身に付けて成長した村です。写真撮影としても人気の観光スポットです。